当院では、レーザー医学会認定及び日本皮膚科学会認定のレーザー指導専門医及びその医師の監修の元にレーザー治療を行っております。より精度の高い、安全なレーザー医療の提供を心掛けております。
症状により保険適応になる場合と、自費診療でしか行えない治療がございます。気になる症状がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
レーザー専門外来
Medical
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Medical
当院では、レーザー医学会認定及び日本皮膚科学会認定のレーザー指導専門医及びその医師の監修の元にレーザー治療を行っております。より精度の高い、安全なレーザー医療の提供を心掛けております。
症状により保険適応になる場合と、自費診療でしか行えない治療がございます。気になる症状がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
太田母斑は主に目の周囲、頬部、鼻、額にできる青あざであり、生後すぐに現れる「早発型」と思春期に現れる「遅発型」の2種類が知られています。通常片側にでき、基本的には自然消失することがなく、適切なレーザー照射を繰り返すことで、改善が期待できます。
ADMとはAcquired Dermal Melanocytosisの略語であり、日本語名は後天性真皮メラノサイトーシスというあざの一種で、後天性両側性太田母斑様色素斑、遅発性真皮メラノサイトーシスもほぼ同症です。
ADMはアジアの女性に多く見られ、思春期以降に初発する顔面に色素斑です。単独でみられることもありますが、多くの場合普通のしみ(日光性色素斑)やそばかす(雀卵斑)、肝斑と混在しており適切に診断することが大切です。
ADMの特徴として小型の斑が散在していること、色がかすかにグレーから青味を帯びて見えること、通常両側の頬上部に左右対称に存在すること、額両端、眼瞼・鼻翼・鼻根にも色素斑を認めることなどがあります。基本的には自然消失することがなく、適切なレーザー照射を繰り返すことで、改善が期待できます。
日本人の多くの赤ちゃんに見られるお尻や背中の下の方にできる青あざのことを蒙古斑と言いますが、通常の場所以外にできるものを異所性蒙古斑といいます。異所性蒙古斑も蒙古斑と同様消失するものもありますが、色調が濃く、成人になっても残ってしまうものがあり、症状によっては早めのレーザー治療をお勧めしております。
生まれつき、もしくは生後まもなく発生する茶あざの一つであり、カフェオレ班とも言われます。思春期になって発生することもあり、同時に毛が生えてくることが多くあります。レーザーによる治療が行われますが、再発や色素沈着のリスクが高く、治療に難渋するケースが多い疾患です。
※当院では乳幼児の血管腫で全身麻酔が必要な場合には基幹病院へご紹介いたします。また、他院からの治療継続でご来院の場合には紹介状をお持ちいただくとスムーズです。
単純性血管腫(生まれつきある平坦な赤いあざ)、乳児血管腫(生まれて数日〜数週間後から徐々に出現する、皮膚から盛り上がるタイプの赤あざ)も対応いたします。成長とともに面積も大きくなったり、皮膚が薄く、透明性の高い乳幼児期の方がレーザーの効果が高いことから、早めに治療を開始されることをお勧めしております。
※ヘマンジオルシロップの内服が必要な場合には連携施設と並行して通院していただくことが可能です。
乳児血管腫は、皮膚の表面や内部にできる「赤あざ」の一種で、未熟な毛細血管が増殖してあらわれる良性の腫瘍です。見た目が赤く、いちごのような外観から、「いちご状血管腫」とも呼ばれます。
自然に消退傾向を示しますが25~69%になんらかの後遺症を残すことから早期から治療することがガイドラインにより推奨されています。色素レーザー(VビームⅡ等)が適応となります。
いわゆる「赤あざ」とされる疾患の代表疾患で、真皮における毛細血管拡張です。生まれた時から存在し、年月をかけて、色調が濃くなったり、厚くなり隆起したりすることがあります。
顔面に広範囲に広がるSturge-Weber症候群や自然に消退する可能性もあるサーモンパッチと呼ばれるタイプもあります。治療の反応性や後遺症の観点からなるべく早期から治療することが大切(※2か月~可能)です。
毛細血管拡張症は、毛細血管がなんらかの理由により拡張したまま元に戻らなくなる皮膚疾患です。「毛細血管が持続して拡張している」、「炎症を伴わない」、「赤みは自然に消えない」という特徴のすべてを満たすときに「毛細血管拡張症」と診断されます。赤みに反応するレーザーで治療します。
転倒や交通外傷などの外傷により、砂利などの異物が真皮に入り込んでしまい、そのまま治癒することによって、色素沈着をきたしてしまうことがあります。皮膚から色素が見える場合はレーザーが効果的であり、保険適応となります。色素の色によっては効果がない場合や低い場合もありますので、外来でご相談ください。
老人性色素斑は日光性色素斑とも呼ばれ、顔や手の甲や背部上方など長年日光にさらされた部分によくできる、年齢とともに増加する茶色のしみです。レーザー(ピコレーザー、アレキサンドライトレーザー)による治療が効果的です。
レーザー以外での様々な方法もあります。光治療やビタミンAケア治療プログラムによる外用療法も効果的です。また、しみ取り後はアフターケアに最適な施術や外用薬を併用していただくことで良好な経過が得られます。
脂漏性角化症は、加齢に伴って顔などによく見られる、少し盛り上がりのある表面のザラザラした茶色〜黒色の病変です。炭酸ガスレーザーでの治療が効果的です。
色素性母斑はダーモスコピーにて良性であることを確認します。スキャナー付きの炭酸ガスレーザーとピコレーザーのコンビネーション治療により再発をすくなく、目立たない治療が可能です。大きいものは切除をおすすめする場合もあります。
雀卵斑は両側の目の下によくできる主に3〜5mm程度の茶色の色素斑です。レーザー(ピコレーザー、アレキサンドライトレーザー)による治療が効果的です。光治療も効果的です。
高齢者によく見られる、赤い点状〜米粒状で半球状の光沢のある血管腫で、顔・首・胸・腹部などでよく見られます。レーザー(Vビーム、炭酸ガスレーザー)での治療が可能です。
にきび痕や傷あとややけどの痕などは、皮膚の真皮の浅層〜深層まで達する炎症の後に起こった瘢痕形成が原因で目立ってしまいます。現在ピコフラクショナルレーザー、炭酸ガスフラクショナルレーザーなどを用いたレーザー治療を複数回行うことで、目立たなくする治療があります。赤みのあるケロイドにはVビームが有効です。にきび痕に関してはレーザー以外にも様々な治療法がありますので、外来にてご相談ください。
ピコ秒発振レーザーにより衝撃波によって皮膚に染み込んだインク粒子を粉々にすることで、タトゥーや刺青を除去することが可能です。
レーザーで微細な色素粒子を効率的に破壊することで肌への負担を軽減し、自然な見た目に近づけることが可能になります。
その他のお肌のお悩みにもレーザー適応となる場合がございます。ご相談ください。