コラム
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今回はほくろやいぼをレーザーで綺麗にとるのに重要なポイントについてまとめていこうと思います。当院ではレーザーでほくろやいぼ切除する場合はシネロンキャンデラ製のスキャナー機能搭載の炭酸ガスレーザー「CO2RE(コア)®」を使用します。(大きな良性のほくろは切除術を検討する場合もございます。)いままで色々な炭酸ガスレーザーを使用してきましたがとにかく綺麗に素早くほくろやいぼが取れるので採用いたしました❣
とにもかくにもまずは視診やダーモスコピーによる診断が大切です。「ほくろを取って欲しいです」と来院される患者様、実はほくろではないことも多々ございます。ものによってどの程度の深さで、病変がどのように広がっているか(=根をはっているか)が全く異なるからです。もちろん悪性のものも鑑別しなければならないのは皮膚科医として当然のことです。
・いわゆるほくろ=色素性母斑
・いわゆるいぼ=脂漏性角化症、線繊維腫、アクロコルドン
以下色調の薄いいぼ
・脂腺増殖症
・黄色腫
・稗粒腫
・コメド
・その他良性の皮膚腫瘍
以上のように沢山種類がございます。深さがあることが多い故に、瘢痕(傷跡)を一番気にしなければならないのは色素性母斑と瞼周辺にできることの多い黄色腫でしょうか。
綺麗にとることが目的ですので、深さがある場合には再発のリスクを納得していただいた上で無理に深堀りはしないようにします。また、色素性母斑の場合にはほとんどのケースでピコレーザーで仕上げを行い再発を極力防ぐようにいたします。また、色素沈着が出やすい肌タイプの方は美白剤によるアフターケアも必須です。
その他、ほくろやいぼを削る場合には辺縁が急にならないように辺縁から中央部にかけてなだらかに削ることも大切です。
首や体に沢山いぼがあり、お悩みの方もお得にまとめてとるコースもございますので、お気軽にご相談くださいいね♪
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