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夏の皮膚トラブル その②汗や紫外線による湿疹|南越谷駅徒歩1分の皮膚科・美容皮膚科|咲皮ふ科クリニック

夏の皮膚トラブル その②汗や紫外線による湿疹

毎日じりじりと暑い日が続きますね。今回は夏特有の汗による皮膚トラブル、紫外線による皮膚トラブルについて簡単にまとめます。

◆ 赤ちゃんやご高齢の方など乾燥肌の方、アトピー性皮膚炎の方は汗の影響で皮膚炎が出やすくなります。汗の影響が出やすいからだの部位は、首、髪の毛の生え際、肘の内側、膝の内側になります。以下のような生活上のポイントがありますので参考にされてください。

☝ かいた汗はシャワーで流したり、おしぼりで拭いたりしてケアしましょう。
☝ 涼しい服装ですごしましょう。
☝ エアコンの温度はこまめに調整しましょう。

また、あせも(汗疹)かな?』と思う背中の湿疹も、悪化してしまう前にお薬で治しましょう。

『紫外線による皮膚疾患』は実はとてもたくさんあります。診察に来院した患者さんが何の疾患なのかはほとんどのケースで見分けがつかないのですが、改善せず繰り返している場合を除き、治療や日常生活の注意点はほとんどのケースで同じことが多いですので悪化してしまう前に治療しましょう。症状の出現する部位は腕や首に多いですが、時に衣類を透過してさまざまな部位に起こるケースもあります。

・日光を浴びてから5~10分程度で皮膚症状が生じる「日光蕁麻疹」、少し時間が経ってから皮膚症状が生じる「多形日光疹」「慢性光線性皮膚炎」。これらは原因の特定が難しいことが多いです。

・サンスクリーン剤、ヘアカラー剤、湿布などに含まれる成分が日光により化学変化を起こしてアレルギー反応を生じ、皮膚症状を引き起こす「光接触皮膚炎」

・頻度は非常に低いですが、普通の人なら問題ない程度の日光に当たることで、皮膚症状が引き起こされる疾患を総称して「光線過敏症」と呼びます。

・また、顔に赤みが出やすい「酒さ」の方や、「アトピー性皮膚炎」の方も紫外線で悪化するケースが多いので注意が必要です。

外出・庭木のお手入れの際は帽子や日傘、手袋、長袖の洋服、サングラスで防御し、室内でもカーテンやフィルムを使って窓からの紫外線を遮ります。
 日焼け止めを使う場合、敏感肌の方は、肌に刺激の強い紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤のみを使用した製品(吸収剤フリー、ノンケミカル)を選びましょう。当院で採用している日焼け止めはすべて吸収剤フリーかつノンコメドジェニックニック(※毛穴に詰まりにくい処方)となっております、日焼け止めでお悩みの方はご相談ください。スキンケア用品はこちら>>

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