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シリーズ「レーザー専門医によるレーザー治療」①ADM(後天性メラノサイトーシス)|南越谷駅徒歩1分の皮膚科・美容皮膚科|咲皮ふ科クリニック

シリーズ「レーザー専門医によるレーザー治療」①ADM(後天性メラノサイトーシス)

シリーズものの更新がいつも滞りがちなのですが、今回は頑張ります🚩

咲皮ふ科クリニックでは厳選したレーザーを取り揃えております。あれもこれもと言う気持ちを押さえつつとにかく安全に結果のでる機械を集めました!

グランドオープンを記念しまして採用したレーザー(と場合によっては内服及び外用療法)で綺麗に治療できる疾患を紹介していきたいと思います。このしみは取れるかしら?とお悩みの方はお気軽にご相談ください。

初回はキュテラ社エンライトンSR(ピコ秒レーザー)のピコスポット及びピコトーニングで綺麗に治るADM(後天性メラノサイトーシス)についてです。

しみの相談でいらした場合はADMは単体で存在するケースは少なく、肝斑やそばかす、日光色素斑などが混在するケースが多いです。病変の局在する部分が真皮層と深いため、光治療やハイドロキノン・トレチノイン外用療法(セラピューテック)といった表層のしみをターゲットとする治療方法は無効です。

しみの種類については当コラムの一番下の過去コラム↓参考にしてください。

ADMの治療はいかに色素沈着を出さないように、もしくは色素沈着を治療しながら少しづつ薄くしていけるかどうか!?が大切です🌟

ピコスポットによる治療を2~3か月(※保険治療の場合は3か月治療間隔を空ける必要があります。)おきに3~5回必要なケースが多いです。ピコスポットによる治療の合間には大なり小なり出現する色素沈着のケアに対し①~④を患者様に合った方法で行っていくことをおすすめしています。これらを併用療法として行っていただくことで治療期間を短縮かつ綺麗に治癒させることが可能です。

①ピコトーニングを1か月に1回行う

②メソナJ(エレクトロポレーション)やフォレーゼ(イオンフォレーゼ)で美白剤を2~4週間に1回導入する

③ハイドロキノンを中心とした美白剤のホームケアを毎日行う

④日焼け止めによる遮光を毎日行う

また、ピコスポットにしてもピコトーニングにしても患者様毎に適正な設定がありますので微調整して照射していきます。

以下はADMのピコスポット1回とピコトーニング8回(2週間に1度)のコンビネーション治療の症例です。

引用:ピコ秒レーザーの使用法 ※すべての方が同じ経過をたどるわけではありません。

ADMは治療期間が長くなる場合もありますが頑張って治療していきましょう♪

【関連コラム】

しみはしみでも、、その①しみの種類編

しみはしみでも、、その②しみの治療編

シリーズ「レーザー専門医によるレーザー治療」②赤いにきび跡へ「Vビームアクネ」

シリーズ「レーザー専門医によるレーザー治療」③にきび・しみ治療に「レーザーシャワー」

シリーズ「レーザー専門医によるレーザー治療」④ピコトーニング・ピコフラクショナルの効果・効能

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