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乳幼児に見られる赤あざ「乳児血管腫(イチゴ状血管腫)」|南越谷駅徒歩1分の皮膚科・美容皮膚科|咲皮ふ科クリニック

乳幼児に見られる赤あざ「乳児血管腫(イチゴ状血管腫)」

今回は乳幼児の約1~2%見られると言われる乳児血管腫と治療について簡単に紹介します。詳しくは外来にてご相談ください。以下に説明するタイプにより当院では対応できないこともございますがその場合も連携施設にご紹介いたします。

乳児血管腫(いちご状血管腫)

乳児血管腫は、皮膚の表面や内部にできる「赤あざ」の一種で、未熟な毛細血管が増殖してあらわれる良性の腫瘍です。見た目が赤く、いちごのような外観から、「いちご状血管腫」とも呼ばれます。局面型、腫瘤型、皮下型の3タイプに分類されます。乳幼児の1~2歳、特に3~7カ月頃までは急速増大し、増大期と言います。その後大きさが変わらない停滞期を経て小さくなる消退期を迎えます。自然に消退傾向を示しますが25~69%になんらかの後遺症を残すことから早期から治療することがガイドラインにより推奨されています。局面型と腫瘤型は色素レーザー(VビームⅡ等)が適応となりますが、一部の腫瘤型や皮下型ではプロプラノロールの内服薬が第一選択となります。色素レーザーの治療は増大期や消退後の毛細血管拡張に対して1~3か月に1回行います。当院では必ずクリームもしくはテープによる麻酔を行ってからレーザーを照射します。増大期には液体窒素療法や圧迫療法も有効です。

キーワード:乳児血管腫、イチゴ状血管腫、色素レーザー、VビームⅡ、プロプラノロール、毛細血管拡張

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